介護施設への入居はいつ考える?本人と家族に寄り添う施設選び
「親を施設に入れる」って、悪いことですか?
「できることなら、ずっと自宅で過ごさせてあげたい」
親の介護について考えたとき、そう思う方は少なくないのではないでしょうか。
でも、仕事もある。自分の家庭もある。毎日の介護で、体も心も疲れてしまうことだってあります。
それでも、「施設に入れるのはかわいそう」「自分がもっと頑張ればいいのかな」と、自分を責めてしまう。
実は、そんな思いを抱えながら施設探しをされているご家族は、決して少なくありません。
施設に入ることは、家族をやめることじゃない。
施設への入居を考えると、なんとなく後ろめたさを感じることがあるかもしれません。
でも、少しだけ考えてみてください。
自宅での介護が難しくなったからといって、両親の愛情がなくなったわけではありません。
大切なのは、どこで暮らすかだけではなく、
そこで、どんな毎日を過ごせるか。
それを考えることが、施設探しの第一歩なのだと思います。
「入れる施設」より「その人らしく暮らせる施設」を。
施設探しでは、費用や場所、介護・医療の体制など、気になることがたくさんあります。
もちろん、どれも大切です。
でも、もうひとつ忘れずに考えてほしいことがあります。
それは、ご本人がどんな暮らしを望んでいるかということ。
好きな食べ物は何ですか?
どんな時間を過ごすのが好きですか?
人と話すのが好きですか? それとも、静かに過ごす時間が好きですか?
そんな何気ないことも、施設選びの大切なヒントになります。
ご本人が自分の希望をうまく伝えられない場合もあるでしょう。そんなときは、これまでの暮らしや好きだったことを思い出してみてください。
施設は、ただ生活する場所ではありません。
これからの人生を過ごす、大切な場所です。
私たちが大切にしたいこと。
医療や介護の現場で働く方々も、日々、利用者さんや患者さん、ご家族の思いに向き合っています。
退院後の生活をどうするか。介護を続けていくには何が必要か。本人に合う環境はどこなのか。
一人ひとり事情が違うからこそ、簡単には答えが出ないこともあります。
だからこそ、本人・家族・医療従事者・介護事業者・施設関係者が、それぞれの立場から情報を持ち寄り、一緒に考えることが大切なのではないでしょうか。
施設を紹介する私たちも、単に入居先を見つけるだけではなく、その先にある暮らしまで考えながら、お手伝いをしていきたいと考えています。
一人で悩まなくても、大丈夫です。
施設を探すタイミングに、決まった正解はありません。
すぐに入居を決めなくてもいいですし、何から調べたらいいかわからなくても大丈夫です。
「今の生活を続けられるか不安」
「親に合う施設があるのかわからない」
「費用のことが心配」
そんな気持ちも、まずは誰かに話してみることから始めてみませんか。
ご本人にとっても、ご家族にとっても、少しでも安心できる選択が見つかるように。
私たちは、これからの暮らしを一緒に考える存在でありたいと思っています。


